シエラスペースは、米国防総省の宇宙開発機関(SDA)から、革新的な上段ロケットエンジンの開発契約を受注したことを発表しました。この契約は、SDAが開発中のトランスポート・レイヤー・トラクタビーム(TLTB)プロジェクトにおいて、新型エンジンを使用することを目指しています。

シエラスペースは、このエンジンを用いてSDAのミッションに直接貢献することを望んでおり、その結果、米国の宇宙資産の強化と、より良い地球と宇宙の接続性を可能にします。

SDAのディレクターであるデレク・トウスさんは、シエラスペースの技術がSDAの重要なミッションに貢献することに期待を寄せています。トウスさんは、「シエラスペースのエンジン技術は、我々のミッションにとって非常に価値があります。彼らの技術は、我々が目指す宇宙資産の強化と、より良い地球と宇宙の接続性を可能にします」と述べています。

シエラスペースのCEOであるトム・マーゲィット氏は、「この契約は、我々のエンジン技術が今後の宇宙開発において重要な役割を果たすことを認識していることを示しています。今後は、この新型エンジンの開発に専念し、SDAの重要なミッションに貢献することを目指していきます」とコメントしています。

シエラスペースは、この新型上段ロケットエンジンの開発を進めることで、より効率的で低コストな宇宙旅行を実現することを目指しています。このプロジェクトは、シエラスペースの技術とSDAのミッションが組み合わさることで、新たな可能性を生み出すことが期待されています。

U.S. Government Awards Contract to Sierra Space to Develop Powerful New Upper-Stage Rocket Engine