日本のスタートアップ、Pale Blueが、アメリカの宇宙情報メディア「Via Satellite」による「2023年 注目の小型衛星スタートアップ10社」に選ばれました。

この選出は、投資家が注目する技術を持ち、重要な成果を上げている小型衛星スタートアップから行われました。Pale Blueは「水」を推進剤とした推進機の製造・販売を手掛けており、これによるコストやリスクの削減が期待されています。

さらに、特許を持つECR(電子サイクロトロン共鳴)を用いた水プラズマ式推進機は、従来のものと比べて高い比推力(燃費性能)を実現しています。創業から3年未満で宇宙実証に成功したことも評価されました。

Pale Blueは、東京大学から生まれたスタートアップで、水を推進剤とした小型衛星用推進機の技術革新と社会実装に取り組んでいます。小型衛星の実用化に向けた最大の課題である推進機の技術革新を通じて、宇宙産業の中心となるモビリティを創出し、人類の可能性を広げることを目指しています。

Pale Blue、米大手宇宙メディアVia Satellite「注目の小型衛星スタートアップ」に選出