東京大学発の宇宙スタートアップ、Pale Blueが、欧州で開催された世界最大級の衛星カンファレンス「World Satellite Business Week 2023」のスタートアップ ピッチコンテスト「Finspace」で優勝しました。Finspaceは2017年に始まり、宇宙・衛星業界で最も有望なスタートアップやイノベーターを表彰するイベントで、約50社が応募しました。

Pale Blueは、安全無毒である「水」を推進剤とした持続可能な小型衛星用推進機の技術革新および社会実装に取り組んでいる企業です。プレゼンテーションは、同社の事業開発部門の舟橋直紀氏がパリで開催された会期中に行いました。

Pale Blueの共同創業者兼代表取締役の浅川純氏は、「このような賞をいただき大変光栄であり、関係者の皆さまに感謝の意を申し上げます。創業から数年間での圧倒的な会社の成長を支えてくださったチーム全員に最大の称賛を贈ります。今後も宇宙機向けに、環境に優しく、高品質で持続可能なモビリティソリューションを提供し、宇宙利用の推進を図っていきます。」とコメントしています。

主催者のEuroconsultは、同社プレスリリース内で受賞者を発表しています。また、Pale Blueは2020年に創業し、今後の社会インフラの鍵を担う小型衛星の実用化に向けた推進機の技術革新を目指しています。

Source: https://pale-blue.co.jp/jpn_news/361/