宇宙ロボットスタートアップのリーダーであるGITAI USA Inc.とGITAI Japan Inc.(GITAI)は、国際宇宙ステーション(ISS)外部デモンストレーションに必要な全てのNASAの安全審査をパスしたことを発表しました。さらに、GITAIは2023年8月にGITAIロボット飛行モデルをNASAに引き渡し、2024年初頭にISSへのデプロイのために打ち上げ準備を整えました。ただし、打ち上げ日と打ち上げ機の選択はNASAの調整によるものとなります。

GITAIはGEOとLEOの両方でのオンオービット衛星サービスを提供することを目指しており、顧客の衛星向けにランデブー、修理、検査、寿命延長サービスを実行可能な宇宙船の開発に積極的に取り組んでいます。2021年には、GITAIの1メートルの自律型ロボットアームシステム(S1)がISS内で太陽電池パネルを組み立てることに成功し、その能力を証明しました。今回のISS外部デモンストレーションでは、GITAIの1.5メートルの自律型デュアルロボットアームシステム(S2)が、宇宙の真空でのオンオービット衛星サービスに不可欠な、宇宙でのサービス、組み立て、製造(ISAM)タスクを実行します。

GITAIは既に、この自律型ロボットの同じモデルを、日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)の8メートル級熱真空室で2022年2月に成功裏にテストしています。この地上システムテストの後、自律ロボットはNASAの技術準備レベル(TRL)6を達成しました。GITAIは、この技術を宇宙で実証することで、TRLレベル7を達成し、この技術が宇宙での完全な運用システムとしての実現可能性を確認することを目指しています。

GITAIについて:
GITAIは、宇宙での安全で手頃な価格の労働を提供し、運用コストを100倍削減することを目指す世界をリードする宇宙ロボットスタートアップです。GITAIは、衛星、宇宙ステーション、月面基地、火星上の都市の建設と維持を支援するための、高性能で安全で信頼性の高いロボットを開発しています。

会社名:GITAI USA Inc.(ロサンゼルス)、GITAI Japan, Inc.(東京)
CEO:中野翔
URL:https://gitai.tech/

Source: https://www.prnewswire.com/news-releases/gitai-passes-all-nasa-safety-reviews-for-iss-external-demonstration-ready-for-launch-301942553.html