第9回「1stRound」支援先決定およびコーポレートパートナー参画のお知らせ

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)は、国内最大規模の大学横断型起業支援プログラム「1stRound」の第9回支援先を決定したと発表しました。また、三菱商事株式会社と阪急阪神ホールディングス株式会社が新たにコーポレートパートナーに参画することも明らかにしました。

「1stRound」は、大学に関連する技術やアイデアの事業化を支援するプログラムで、初動を加速させるためのNon-Equity資金支援やハンズオン支援を行っています。これまでに68件を採択し、そのうち90%以上が1年以内に資金調達に成功しています。

今回新たに三菱商事と阪急阪神ホールディングスが参画し、コーポレートパートナーは総勢24社になりました。また、渋谷区、東京都とスタートアップ支援の協定を締結しました。

今回採択された8社は以下の通りです。

・Star Signal Solutions株式会社:宇宙での交通事故発生リスクを減らすための観測・軌道解析を行う。
・BlueWX株式会社:深層学習を用いた乱気流予測モデルを構築し、航空会社に提供する。
・クレイ・テクノロジーズ株式会社:生成AIモデルを活用した消費者リサーチツール「Qlay」を提供する。
・株式会社DigitalArchi:プラスチックを材料とする建築用大型3Dプリンタを開発し、新工法を生み出す。
・Planet Savers株式会社:ゼオライトを用いた大気中からの二酸化炭素直接回収技術を開発する。

その他、第9回「1stRound」の採択企業として、株式会社MiRESSO、Mesenkia Therapeutics、株式会社Scimitが選ばれました。

なお、第10回「1stRound」の公募は10月10日から開始され、応募締切は11月20日となっています。

Source: PR TIMES