Synspective、SAR衛星量産のため自社製造拠点を新設住友商事の展開するSOSiLA中央林間と契約を締結

合成開口レーダー(SAR)衛星の開発・運用を手がける株式会社Synspective(シンスペクティブ)は、住友商事株式会社の物流拠点「SOSiLA中央林間」と貸借契約を締結し、SAR衛星の製造および量産の新拠点とすることを発表しました。

シンスペクティブの事業計画では、2024年以降に6機、2020年代後半には30機の小型SAR衛星の構築を目指しています。昨年には量産工場のパートナーに東京計器株式会社を選定し、新たな製造拠点の設立により生産体制を強化する予定です。新拠点は2024年4月より稼働を開始し、開設に伴い初期段階で約50名の新規採用を予定しています。

新拠点「SOSiLA中央林間」は神奈川県大和市に位置し、敷地面積は46,256.61㎡、建物延床面積は112,406.94㎡、賃貸借部分合計面積は8,594.52㎡です。選定理由としては、宇宙関連や自動車関連の製造工場経験者が豊富な地域であること、小田急小田原線や江ノ島線、田園都市線が近くにあり交通アクセスが良いこと、周辺に商業施設が充実していることなどが挙げられます。

なお、シンスペクティブでは新拠点での活動に向けて人材を募集しています。詳細は同社の採用情報ページで確認できます。

Source: PR TIMES