アメリカのNASAの発表によると、国際宇宙ステーションに滞在中の2人のNASA宇宙飛行士が、10月30日(月曜日)に宇宙遊泳を行い、軌道上の複合施設でのメンテナンス作業を完了する予定です。

NASAの宇宙飛行士であるジャスミン・モグベリとロラル・オハラは、ステーションのクエストエアロックを出て、通信アンテナに取り付けられた電子ボックス、通称「Radio Frequency Group」を取り外す予定です。また、彼らは太陽アルファロータリージョイントに取り付けられた12個のトランドルベアリングアセンブリのうちの1つを交換します。これらのベアリングは、ステーションが地球を周回する際に、太陽を追跡するために太陽電池アレイが正しく回転するのを可能にします。

この宇宙遊泳は、モグベリとオハラの両名にとって初めてのものとなります。モグベリは、赤いストライプのスーツを着て、船外活動クルームンバー1として活動します。一方、オハラはマークのないスーツを着て、船外活動クルーメンバー2として活動します。

さらに、ステーションのマネージャーたちは、オハラとESA(ヨーロッパ宇宙機関)の宇宙飛行士アンドレアス・モーゲンセンとで、軌道複合施設の外部に微生物が存在するかどうかを調べるためのサンプルを採取する別の宇宙遊泳の計画を進めています。この宇宙遊泳は、現在「U.S. spacewalk 90」となっており、12月以降に延期されています。

宇宙遊泳のライブカバレッジは、NASAテレビ、NASAアプリ、およびNASAのウェブサイトで、EDTの午前6時30分から開始されます。宇宙遊泳は約8時5分に開始され、約6時間半続く予定です。

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Source: https://www.nasa.gov/news-release/watch-live-as-nasa-astronauts-conduct-spacewalk-upgrade-space-station/