アメリカのNASAの発表によると、次世代宇宙技術探査パートナーシップ-2(Next STEP-2)の広域機関発表(BAA)の下で、未来の通信とナビゲーション活動を案内するための産業主導の能力研究を求める募集通知を公開したとのことです。

NASAの長期的なビジョンは、宇宙ミッションユーザーが宇宙ベースと地上ベースのネットワーク間でシームレスに「ローム」できる頑健な宇宙と地上の通信およびナビゲーションインフラを提供することです。初期段階では、NASAは既存のNASA資産と商用ネットワークおよびサービスの混合物からなる相互運用可能なアーキテクチャを作成しようとしています。長期的には、これにより近地ユーザー向けの完全に商用化された通信サービスへのスムーズな移行が可能になります。全体的な目標は、NASAが多数の顧客の一つである信頼性の高い、頑丈で、コスト効果の高い商用サービスのセットを作成することです。

商業化、革新、およびシナジー(CIS)オフィスの第2の能力研究BAAは、次の3つの推力領域での産業の洞察と革新的なガイダンスを求めています:
– 広帯域衛星通信
– フェーズドアレイ地上システム
– コンステレーショントポロジー分析

ニューメキシコ州ラスクルーセスのNASAのホワイトサンズコンプレックスにある近宇宙ネットワークアンテナも紹介されています。

Source: https://www.nasa.gov/humans-in-space/nextstep-appendix-l-cis-capability-studies-ii-wideband-phased-array-crosslink/