アメリカのNASAの発表によると、10月30日、マダガスカルのベツィボカ川デルタの赤みがかった水の写真が国際宇宙ステーションから撮影されたと発表されました。

この写真は9月30日に国際宇宙ステーションの宇宙飛行士によって撮影されたものです。鉄分が豊富な堆積物がベツィボカ川デルタの水域をオレンジ色に着色しています。

この堆積物はデルタの干潟環境で水路を詰まらせる一方で、新しい島を形成しマングローブが定着することもあります。しかしながら、この茶色みがかった水域は生物多様性にとって重要な存在です。

ベツィボカ川デルタ内では、エストアリーからイモガイや海草などの餌が絶滅危惧種のアオウミガメや、絶滅寸前のダグーに供給されています。

この写真と説明はNASAによるものです。撮影日時は2023年9月30日、撮影場所はマダガスカルのベツィボカ川デルタでした。

Source: https://www.nasa.gov/image-article/rusty-red-waters-in-madagascar/