アメリカ航空宇宙局(NASA)は10月31日、国際宇宙ステーション(ISS)を利用した宇宙製造実証計画「In Space Production Applications (InSPA)」の実施戦略を発表した。NASAの発表によると、InSPAは宇宙環境を活用した製造技術の概念実証から量産化、最終的には商業LEOプラットフォームでのスケールアップを目指す多段階の助成プログラムだ。地球での市場創出につながる有望なマイクログラビティ製造を特定し、技術準備度を高め、製品を市場に送り出すことで、LEOにおける持続可能でスケーラブルかつ利益のある非NASA需要の創出を目指す。

毎年継続的に公募を行い、白書と全提案を評価した上で、契約を結んだ選定企業にISS国立研究所へのアクセスを無償で提供する。3つのフェーズが設定されており、フェーズ1は概念実証、フェーズ2は設計成熟と量産化、フェーズ3は商業LEOプラットフォームでのスケールアップを目指す。NASAはフェーズが進むにつれ、企業のコストシェアの拡大を期待している。InSPAはLEO経済活性化に向け、宇宙製造技術の技術準備度向上と事業化を後押しする戦略だ。

Source: https://www.nasa.gov/missions/station/nasa-implementation-strategy/