アメリカ航空宇宙局(NASA)が10月31日に発表したプレスリリースによると、国際宇宙ステーション(ISS)にはハロウィンの日にトリックオアトリートに来るゴブリンや幽霊はいないが、ISSのクルーはハロウィンの雰囲気を楽しんでいる。クルーは時に怖いコスチュームをISSにある材料で作り、個人でも全員でも楽しんでいる。過去のハロウィンの様子を見て、未来のコスチュームも想像しよう。

2007年のハロウィンには、第16次長期滞在クルーのNASAの宇宙飛行士クレイトン・C・アンダーソンが黒マントを羽織って吸血鬼に扮した。

2009年のハロウィンには、第21次長期滞在クルーがコスチュームを披露。NASAの宇宙飛行士ニコール・P・ストットもコスチュームを見せた。

2013年の第37次長期滞在中に、ESAの宇宙飛行士ルカ・パルミターノがスーパーマンに扮して飛ぶ夢をかなえた。2015年の1年間ミッション中のハロウィンには、NASAのスコット・ケリーが怖いマスクをつけて祝った。

第53次長期滞在の2017年ハロウィンでは、コマンダーのランディ・ブレズニクがコスチュームを披露。フライトエンジニアのジョセフ・アカバとESAのパオロ・ネスポリも参加した。

2019年の第61次長期滞在クルーのハロウィンでは、コマンダーのアレクサンダー・ゲルストとクリスティーナ・コック、ルカ・パルミターノ、ジェシカ・メアーが華やかなコスチュームで楽しんだ。

2022年の第68次長期滞在クルーは、コミックやゲームのキャラクターに扮し、トリックオアトリートのカバンも作って楽しんだ。2023年の第70次長期滞在クルーでもハロウィンを祝った。

ISSでは今後もハロウィンの楽しみは続くだろう。

Source: https://www.nasa.gov/history/halloween-on-the-international-space-station-2023/