アメリカのNASAの発表によると、11月3日、ハッブル宇宙望遠鏡がドラド座にある渦巻銀河NGC 1566を撮影したと発表しました。NGC 1566は「スペインの踊り子銀河」と呼ばれることもある美しい渦巻き腕を持つ銀河です。

この銀河は地球から約6000万光年離れた位置にあり、ドラド銀河群の一員です。銀河群とは、重力的に結びついた銀河の集団のことで、銀河団ほど大規模ではありませんが、宇宙に存在する銀河の半数以上が銀河群に属していると考えられています。

ハッブル宇宙望遠鏡が捉えたNGC 1566の画像は、渦巻き腕の躍動感あふれる様子を鮮やかに捉えており、まるで踊り子の動きを思わせます。NASAは、この画像が銀河の形成と進化の理解に役立つデータを提供するとしています。

Source: https://science.nasa.gov/missions/hubble/hubble-tangos-with-a-dancer-in-dorado/