アメリカ航空宇宙局(NASA)の発表によると、同局の科学ミッション部門(SMD)が、2022年7月1日から2023年6月30日までの1年間の包摂性(IDEA)に関する年次報告書をオンラインで公開した。これはSMDが包摂性の取り組みを正式に記録した2回目の報告書で、SMD内の全組織における重要な業績が記載されている。

SMD部門長のニコラ・フォックス氏は、「インクルージョンのNASAの中核的価値観に向けて努力する全員への感謝を込めて」とコメント。また、チームの多様性は卓越した科学を生み出すのに不可欠であり、探索と発見を追求するにはインクルージョンが極めて重要だと強調した。

SMDは今後もIDEAの価値観にコミットし、全てのメンバーがその多様性、ユニークな背景、全人格を尊重される環境を目指す。また、IDEAの原則と実践がSMDのポートフォリオ全体に組み込まれるよう努めるという。

Source: https://science.nasa.gov/directorates/smd/nicky-notes-inaugural-blog-post/