アメリカ航空宇宙局(NASA)は6日、将来の月面資源利用実証のための提案募集を開始した。NASAの技術ミッション部門(STMD)が主導する「月面インフラ基盤技術実証(LIFT-1)」では、月面土壌から酸素を抽出する等の月面資源利用(ISRU)技術の実証を主目的としている。LIFT-1の追加目的として、月面着陸技術、月面作業、拡張可能な発電などの実証が含まれる可能性がある。

NASAは月面コミュニティからの提案募集を通じて、打ち上げ、着陸、月面インフラ技術実証を含む統合的アプローチの形成を目指している。STMDのパスン・デサイ代行部長は、「LIFT-1実証は月面での運用を行うための実現可能な道筋を作る」と述べ、月面資源利用は月面での持続可能な存在に不可欠だとした。

NASAは業界や学界とのISRU技術開発パートナーシップを進めている。資源探査、抽出、採掘の取り組みにより、月面レゴリスから資源を発見し活用する能力が向上している。化学的、熱的プロセスの開発は、月面で自然に存在する鉱物や化合物を分解し、推進剤や人間の消費物に変換する選択肢を提供する可能性がある。

NASAは11月13日に業界フォーラムを開催し、パートナーシップ、調達アプローチ、資金調達の実現可能性に関する提案募集を行う。提案の締め切りは12月18日となっている。

Source: https://www.nasa.gov/directorates/stmd/nasa-lift-1-request-for-information/