アメリカ航空宇宙局(NASA)の発表によると、雷雲の上空に発生するスプライトと呼ばれる発光現象について、なぜそのような形状をとるのか、上層大気でどのような条件が発生の引き金となるのか、地球の大気のグローバルな電気回路やエネルギー収支にどのような影響を及ぼすのかといった、未解明の点が多く残されている。NASAは2022年10月26日にスプライトの観測を市民科学者に呼びかける「スプライタキュラー」プロジェクトを開始し、先日11月6日でちょうど1年を迎えた。

プロジェクト責任者のバーク・コサー博士は「参加者コミュニティが着実に成長していることに感謝している。これまでの参加に心から感謝している」と述べ、13カ国から308人のボランティア観測者が189件の観測データを提出したことを報告した。解析が進められており、近く興味深い研究結果が公表される見込みだ。

カメラを持っている人はスプライトの追跡に参加し、世界的な観測者コミュニティと交流し、貴重な観測データをNASAの科学に貢献することができる。市民科学プロジェクトの詳細はNASAのウェブサイトで確認できる。

Source: https://science.nasa.gov/get-involved/citizen-science/one-year-of-spritacular-science/