アメリカ航空宇宙局(NASA)は11月7日、アラバマ州ハンツビルにある同局のマーシャル宇宙飛行センターに、アルテミス1号でオリオン宇宙船の熱シールドとして使用された部品を運ぶため、専用輸送機スーパーグッピーを派遣した。

スーパーグッピーはフロリダ州のケネディ宇宙センターからこの熱シールドを搭載し、ハンツビル地域空港に到着。技術者がマーシャルセンターの専用加工機器を使い、飛行後の通常分析の一環として、外側のアブレーター材料であるアブコートを取り外すという。

この熱シールドは、アルテミス1号が地球大気圏再突入時の宇宙船を守る役割を果たした。NASAは飛行後の詳細な分析により、有人飛行ミッションに向けた技術の改良に役立てる考えだ。

Source: https://www.nasa.gov/image-article/super-guppy-arrives-in-alabama-to-drop-off-artemis-i-heat-shield/