アメリカ航空宇宙局(NASA)は11月8日、同局初のオンデマンド動画配信サービス「NASA+」を開始したと発表した。NASA+は広告なしで無料のストリーミングサービスで、生中継やオリジナルの動画コンテンツを提供する。サブスクリプションは不要。

スマートフォンやタブレット向けのNASAアプリも更新され、オリジナルコンテンツや生中継など、NASAの新しいデジタルコンテンツを楽しむことができる。

NASA+はiOS、Android、Roku、Apple TVなどの主要プラットフォームで利用でき、ウェブサイト(https://plus.nasa.gov)からも視聴可能。

NASAは「NASAは政府機関の中でも、視聴者にインスピレーションを与えるコンテンツの制作において先頭を切っている。新しいデジタルプラットフォームを通じて、NASAの活動の恩恵を世界中の人々に届けられることを楽しみにしている」とコメントした。

NASA+では、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡に関するドキュメンタリーシリーズ、宇宙飛行士の個人史を描いたシリーズ、有色人種のNASA宇宙飛行士の物語など、オリジナルコンテンツを提供。生中継では宇宙飛行士の打ち上げや月面有人探査計画アルテミスの進捗をカバーする。

NASAアプリもアップデートされ、NASA+への完全アクセス、通知機能、宇宙ステーションの通過通知などの新機能が追加された。NASAの画像、ポッドキャスト、ニュースなども楽しむことができる。

Source: https://www.nasa.gov/news-release/la-nasa-lanza-su-primer-servicio-de-programacion-a-la-carta/