アメリカのNASAの発表によると、

11月8日、NASAゴダード宇宙センターのピーター・グリフィス博士が、同センターのカーボンサイクル・エコシステムオフィスのディレクターに就任したと発表した。

グリフィス博士はフロリダ州中央部の湖のほとりで育ち、子どもの頃は湖でワニを捕まえ、ケープカナベラルから50マイル離れた場所からサターンVロケットの発射を見ていたという。その後、海洋生物学者となり、スキューバダイビングを始めた。

博士は「科学者として、私は水の中から始まり、徐々に水上へ、そして空へと移り、衛星の目を通して世界を見るようになった。ある意味では、クールだった前から炭素循環の科学者だったと言える」と語っている。

グリフィス博士の日常業務には、野外調査を行う科学者や技術者との調整が含まれる。例えば、アラスカやカナダで航空機による観測を行う際には、先住民との調整も重要だという。グリフィス博士は、先住民との対話を通じて、科学者には知らないことが多くあることを実感したと述べている。

グリフィス博士は、ゴダード宇宙センターで働けることに喜びを感じているという。宇宙センターの建物にNASAのエンブレムがあるのを見ると、ここで働けることが信じられないと感じる moments があるという。

グリフィス博士の就任は、ゴダード宇宙センターの多様な人材を示すものだ。同センターは、地球の炭素循環をはじめとする地球環境の変化の研究で中心的な役割を果たしている。

Source: https://www.nasa.gov/people-of-nasa/goddard-people/peter-griffith-diving-into-carbon-cycle-science/