アメリカ航空宇宙局(NASA)が11月9日に発表したプレスリリースによると、NASAの「Solar Jet Hunter」プロジェクトが再開され、太陽からの物質の噴出であるソーラージェットを見つけるために一般参加者の協力を求めている。
プロジェクトは数カ月間中断していたが、NASAの太陽観測衛星「Solar Dynamic Observatory」からの新しいデータや新機能を搭載して再開した。欧州宇宙機関のソフィー・ミュセット博士は「このプロジェクトはソーラージェットを見つけるのに大変成功しているが、もっと協力が必要だ」と述べた。
プロジェクトチームは新しいプロジェクトWebページ上で、ソーラージェットを見つける「Jet or Not」と、動画の中からソーラージェットにボックスを描く「Box the Jets」の2つのタスクを設定した。
参加者の入力により、Solar Jet Hunterの科学チームは多くの太陽物理学者が使用するソーラージェットのカタログを構築する。ブログでは参加者の作業が可能にする科学について定期的に報告される。太陽からのソーラージェットを追跡する狩りに参加するには、プロジェクトのWebサイトにアクセスする。