アメリカ航空宇宙局(NASA)の発表によると、11月15日水曜日の米国東部時間午前9時30分から、フロリダ州ペンサコーラのクリエイティブラーニングアカデミーの学生と、国際宇宙ステーションに滞在中のNASAの宇宙飛行士ジャスミン・モグベリ氏との間で、宇宙から地球への生中継イベントが実施される。このイベントはNASAの公式サイトやYouTubeなどでライブ配信される。

学生たちは事前に収録した質問に対して、モグベリ氏が国際宇宙ステーションから直接回答する。この交信イベントは、児童生徒のSTEM分野への関心を高めることを目的としている。

宇宙ステーションではこれまで23年にわたり、宇宙飛行士が連続して生活し、技術試験や科学実験、火星探査に向けた訓練などを行ってきた。宇宙飛行士はヒューストンのミッションコントロールセンターと常時通信を取りながら、重要な研究や技術開発を進めている。

アルテミス計画の一環として、NASAは将来的な火星探査に向けて、宇宙飛行士を月面に送り込む準備を進めている。次世代の宇宙探査の担い手となる「アルテミス世代」を激励することは、アメリカの宇宙開発の指導力を維持する上で重要だ。

Source: https://www.nasa.gov/news-release/nasa-astronaut-to-speak-with-florida-students-from-space-station/