アメリカ航空宇宙局(NASA)が11月14日に発表したプレスリリースによると、NASAのワロップス飛行施設のC-130機が10月28日に撮影された画像に示されているように、南極大陸のマクマード基地に同局の銀河・超銀河線分光テラヘルツ観測(GUSTO)ミッションのペイロードを運搬した。これは同機にとって初の南極飛行だった。

12月には、サッカー場ほどの大きさのゼロプレッシャー科学気球に搭載されGUSTOミッションが打ち上げられる。ミッションでは、星間物質の複雑性を解きほぐすのに必要な分光分解能情報を供給するため、炭素、酸素、窒素の発光線検出器を搭載した望遠鏡を気球で運ぶ。このユニークなデータの組み合わせにより、銀河系平面や近隣の大マゼラン雲の広い範囲をマッピングすることがミッションチームにとって可能になる。

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Source: https://www.nasa.gov/image-article/going-for-the-gusto-in-antarctica/