アメリカ航空宇宙局(NASA)とインド宇宙研究機関(ISRO)が共同開発しているレーダー衛星「NISAR」が、11月13日に熱真空試験を終え、宇宙空間の過酷な環境下での動作能力を確認した。

NISARは合成開口レーダーを搭載した地球観測衛星で、2024年初頭に打ち上げられる予定。地表のわずかな動きを検知できる高精度なレーダーで、地震、地滑り、火山活動などを観測し、森林、湿地、農地などの動的な変化も追跡できる。

インド南部ベンガルールのISRO施設で10月19日から3週間にわたり熱真空試験が実施され、宇宙空間の極低温(-10°C)と高温(50°C)を模した環境下で衛星の熱制御システムとレーダーシステムの性能が確認された。

NASAとISROによる地球観測ミッションでの初のハードウェア共同開発となるNISARは、2024年初頭の打ち上げを控え、今後も複数の試験を経て、インド東部の打ち上げ基地からロケットで軌道に送られる予定だ。

Source: https://www.nasa.gov/missions/nisar/trailblazing-new-earth-satellite-put-to-test-in-preparation-for-launch/