アメリカのNASAの発表によると、

子供の頃から星空を眺めるのが大好きだったワシントンD.C.出身のオリバー・オルティス氏は、都会の明かりを超えて何があるのか常に興味を持っていました。現在、ノースロップ・グラマン社の熟練したエンジニアとして、月周回軌道にある人類初の宇宙ステーション「ゲートウェイ」や、月面に長期滞在を確立するためのアルテミスミッションなど、新たな宇宙探査の時代に貢献しています。

オルティス氏は、ゲートウェイの基本要素であるHALO(居住・物資補給アウトポスト)と電力推進要素の統合を担当するシステムエンジニアチームを率いています。HALOは電力推進要素とともにスペースXのファルコンヘビーロケットで打ち上げられ、アルテミス4ミッション以前に居住区や電力、軌道制御を提供します。

オルティス氏はメリーランド大学カレッジパーク校で航空宇宙工学の学士号と修士号を取得し、2014年にノースロップ・グラマンのインターンとしてキャリアをスタートさせました。国際宇宙ステーションへの商業補給ミッションなど、様々な宇宙プログラムに貢献しながらシステムエンジニアリングの分野で頭角を現し、すぐに昇進していきました。

宇宙工学の世界への道のりは明確ではありませんでしたが、オルティス氏は小学生の頃から宇宙が大好きで、地球軌道外の持続可能な生活を支える世界初の居住区を設計することになるとは思いもよりませんでした。ゲートウェイは商業および国際パートナーシップによって構築されており、深宇宙での人類の持続的な存在のための技術と能力をNASAとそのパートナーがテストするために不可欠な要素です。

Source: https://www.nasa.gov/missions/artemis/gateway/oliver-ortiz-lunar-space-station/