アメリカ航空宇宙局(NASA)の発表によると、NASAの小規模企業プログラムオフィスは、大企業や中小企業を含む民間セクターとの連携支援やアウトリーチ活動を担当している。個別のカウンセリングセッション、今後のNASAの調達機会に関する情報発信、地域の中小企業アウトリーチイベントへの参加などを通じてこれらの活動を行っている。NASAの小規模企業プログラムの専門家は、中小企業に関する全ての事項について、NASAの調達コミュニティの主なアドバイザーを務めている。

NASA小規模企業プログラムオフィスのビジョンは、宇宙探査、科学的発見、航空研究の将来を切り拓く契約者の競争力のある基盤に、全ての小規模企業を取り込むことである。

ミッションは、NASAの調達コミュニティに対し、中小企業に関する全ての事項について助言すること、全てのカテゴリーの小規模企業を支援するNASAプログラムの開発と管理を促進すること、技術移転や技術の商業化を含むハイテク分野における小規模企業の育成などである。

また、NASAの小規模企業プログラムの専門家は、以下の点に注意が必要だとしている。

– 企業の提案書作成を支援できない
– 契約受注を保証できない
– 契約担当官に対するアドバイザーであり、契約に関する最終的な権限は契約担当官が持つ
– 企業の人事判断(新規採用など)に関与しない

小規模企業プログラムオフィスのウェブサイトでは、NASAとの取引方法、ビジネス開発と技術、小規模企業プログラム、NASAとのパートナーシップの方法、アウトリーチ、受賞と実績、NASAの小規模企業目標、小規模企業のリソースなどに関する情報が特定されている。

Source: https://www.nasa.gov/centers-and-facilities/nssc/nssc-small-business-program/