アメリカ航空宇宙局(NASA)が11月16日に発表したプレスリリースによると、一般市民が参加する「Backyard Worlds」プロジェクトの画像分類作業が累計1000万件に達した。2017年のプロジェクト開始以来、近隣の星まで60光年以内の新天体を3800個以上発見した。発見された天体には、褐色矮星のなかでも最も珍しいY型褐色矮星が15個含まれるなど、貴重な発見が多数ある。プロジェクトには世界167か国から17万5000人以上の市民が参加し、発見された天体に関する論文20報以上が学術誌に掲載された。NASAは引き続き一般市民の参加を呼びかけており、多くの新発見が期待されている。

Source: https://science.nasa.gov/get-involved/citizen-science/backyard-worlds-volunteers-complete-ten-million-classifications-in-an-epic-search-for-new-objects-among-the-nearest-stars/