アメリカ航空宇宙局(NASA)は11月21日、ブラックホールに関する解説記事を公式サイトで公開した。記事は小学生低学年を対象に、ブラックホールとは何か、どのようにしてできるのか、地球がブラックホールに飲み込まれることはあるのか、NASAはどのようにブラックホールを研究しているのか、などの基本的な内容を平易な言葉で解説している。

ブラックホールの大きさについては、最小のものは原子1個分の大きさで、大きな山の質量があると説明。一般的な「星のブラックホール」は、太陽の20倍の質量があるという。最大の「超大質量ブラックホール」は、100万個の太陽の質量以上があるそうだ。

ブラックホールの形成過程として、超新星爆発で中心部分が崩壊した時にできるとしている。地球がブラックホールに飲み込まれる可能性については、近くにブラックホールがないためないと明言。太陽がブラックホールになることもないと説明している。

NASAは人工衛星や宇宙望遠鏡を使い、ブラックホール周辺の星やガスの動きからブラックホールを研究していると述べている。

Source: https://www.nasa.gov/learning-resources/for-kids-and-students/what-is-a-black-hole-grades-k-4/