アメリカのNASAの発表によると、11月21日、NASAゴダード宇宙飛行センター(メリーランド州グリーンベルト)の惑星研究科学者ベサニー・セイリング氏が、地球とその他の惑星の海洋に関する研究について語った。

セイリング氏は地球を含む太陽系の海洋の地球化学を専門としている。フロリダ州立大学で人類学と言語学の学士号、ジョージア大学で地質学の修士号、ニューメキシコ大学で地球惑星科学の博士号を取得した。

セイリング氏は、惑星科学の分野における人工知能の活用について興味深い研究を行っている。複数の機器からデータを収集し、分析して意思決定できる「科学的自律性」を持った人工知能を開発し、宇宙探査機に搭載することを目指している。これにより、地球との通信遅延を回避し、リアルタイムでの「機会科学」を実現できる可能性がある。

セイリング氏は、クリエイティビティと執念心が成功の鍵だとメンターにアドバイスしている。また、ガーデニング、ハイキング、絵画などの趣味を楽しんでいるという。

Source: https://www.nasa.gov/centers-and-facilities/goddard/bethany-theiling-researching-oceans-on-earth-and-beyond/