アメリカ航空宇宙局(NASA)の発表によると、国際宇宙ステーション(ISS)について初めてのスペイン語によるツアービデオを公開した。

このビデオは、史上最長の371日間に及ぶISS滞在を経験したフランク・ルビオ飛行士が、微小重力環境下での生活と仕事の舞台裏を紹介するもの。NASAのストリーミングサービス「NASA+」やYouTubeなどで視聴できる。

ISSは23年以上にわたり連続的に有人滞在が続けられており、地球科学、宇宙科学、生物学、人体生理学、物理科学、技術実証など、地上ではできない実験が行われる科学プラットフォームとなっている。

ISSに滞在する乗組員は、地上の研究者に代わって微小重力環境下で3300件以上の実験を遂行している。ルビオ飛行士も初めての宇宙滞在中、人体の健康に関する研究や植物実験など、数多くの科学活動に従事した。

ルビオ飛行士は今年9月に地球に帰還し、初めての宇宙滞在で地球を約5,936周し、1570万マイル(月までの距離の328往復分)を移動した。

Source: https://www.nasa.gov/news-release/nasa-releases-first-international-space-station-tour-in-spanish/