アメリカ航空宇宙局(NASA)は11月27日、国際宇宙ステーションのスペイン語による初の内部ツアービデオを公開した。このビデオでは、最近記録的なミッションを達成したNASAの宇宙飛行士フランク・ルビオ氏が、微小重力環境での生活と仕事の舞台裏を紹介している。

ルビオ氏は国際宇宙ステーション滞在中の371日間にこのツアーを録画した。ルビオ氏のミッションは、アメリカ人による単独最長の宇宙滞在記録となった。

この宇宙ステーション内部ツアービデオは、NASAのストリーミングサービスNASA+、NASAアプリ、NASAテレビ、YouTubeのスペイン語チャンネル、ウェブサイトで視聴できる。

国際宇宙ステーションは23年以上にわたり連続して有人滞在が続けられており、地球科学、宇宙科学、生物学、人体生理学、物理科学など様々な研究実験の場となっている。

宇宙ステーションの乗組員は、地上の数千人の研究者の手となり、微小重力環境で3300以上の実験を行っている。ルビオ氏も記録的ミッション中、人間の健康から植物の研究まで幅広い科学活動に多くの時間を費やした。

ルビオ氏は2023年9月に地球に帰還した。初の宇宙飛行でありながら、地球を5936周回し、2億5300万km以上を飛行した。これは月との往復328回分に相当する。

NASAのインスタグラム、フェイスブック、ツイッターの英語アカウントと、スペイン語のインスタグラム、フェイスブック、ツイッターアカウントで、国際宇宙ステーションの最新ニュースや画像、記事を入手できる。

Source: https://www.nasa.gov/news-release/la-nasa-publica-el-primer-tour-en-espanol-de-la-estacion-espacial/