アメリカ航空宇宙局(NASA)の発表によると、自律飛行技術の研究者であるエバン・カワムラ氏がハワイの学校にNASAの技術を紹介している。

カワムラ氏はカリフォルニア州にあるNASAエイムズ研究センターで無人航空機の誘導・航法・制御システムのエンジニアを務めている。カワムラ氏はメンタリングやSTEM教育に力を入れており、ハワイ島の学校を訪問し、ドローン製作ワークショップを開催したり、NASAでのキャリアについて講演したり、数百人の生徒や教師と交流を深めている。

最近では、カワムラ氏は母校を訪れ、6年生の時の担任教師クリステン・ストーカー先生と再会し、NASAでの仕事について話をした。カワムラ氏は「家族や教師、メンター、教授から素晴らしい機会を得たので、次世代のインスピレーションになることが大切だと思う」と語った。

カワムラ氏の家族は代々技術者の家系で、カワムラ氏自身も家族の影響で工学に興味を持った。インターンシップを経て、2021年にNASAエイムズ研究センターの正規職員となった。メンターやチームの支えがなければここまで来られなかったと感謝しているカワムラ氏は、次の世代の育成に力を注いでいる。

Source: https://www.nasa.gov/general/aero-engineer-brings-nasa-into-hawaiis-classrooms/