アメリカ航空宇宙局(NASA)の発表によると、11月30日にワシントンで開催された式典において、アンゴラがアルテミス合意の33番目の署名国となった。

アルテミス合意は、アルテミス計画に参加する国を含む国家間の宇宙探査協力のための実務的な原則群を定めている。

NASAは2020年に米国務省とともにアルテミス合意を策定し、当初の7か国とともに署名した。その後、合意署名国はアルテミス合意の原則を最良の形で実施する方法について集中的な議論を行ってきた。

アルテミス合意は1967年の宇宙条約の主要な義務を強化し実施するものである。また、米国と署名国の登録条約、救助返還協定へのコミットメントを強化するとともに、NASAとそのパートナーが支持してきた科学データの公開を含む責任ある行動のベストプラクティスと規範を強化する。

今後も数か月、数年のうちに、NASAが国際パートナーとともに宇宙における安全、平和、繁栄した未来を実現するために、さらなる国々がアルテミス合意に署名することが期待される。新規および既存のパートナーとの協力は、世界中の人々が私たちの探査と発見の旅から利益を得ることを確実にする新たなエネルギーと能力を追加する。

アルテミス合意の詳細は以下を参照のこと:

https://www.nasa.gov/artemis-accords

Source: https://www.nasa.gov/general/nasa-welcomes-angola-as-newest-artemis-accords-signatory/