アメリカ航空宇宙局(NASA)の発表によると、月面有人探査計画「アルテミス3号」で使用される大型ロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」のコアステージと上段を接続するアダプターに、分離機構のフランジブルジョイントが取り付けられた。フランジブルジョイントはコマンドによって分解し、SLSのコアステージからオリオン宇宙船などの上部を切り離す。NASAのマーシャル宇宙飛行センターで組み立てが進められているアダプターは、アルテミス3号で最後に使用される見込みで、その後のミッションではより大型のSLSに切り替わるという。SLSはオリオン宇宙船や月面有人着陸船とともに、月面探査の中核を担う存在である。

Source: https://www.nasa.gov/image-article/nasa-continues-progress-on-artemis-iii-rocket-adapter-with-key-joint-installation/