日本のJAXAの発表によると、2023年12月、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と国土地理院は、International GNSS Service(国際GNSS事業)の「解析センター」に、日本の機関として初めて認定された。

JAXAと国土地理院は、GNSS衛星の精密な軌道情報(精密暦)の算出に共同で取り組んできた。7月から算出した精密暦の公開を開始し、国際GNSS事業にて品質の評価が進められ、十分な高い精度を有することが確認された。

国際GNSS事業の精密暦は、各解析センターの精密暦を統合処理することで算出されており、最も高い精度を有する。今回の決定により、日本の精密暦が新たにこの統合処理に加えられる。解析センターとして参画することで、高精度測位に必要な基盤の整備に大きく貢献する。

JAXAは今後も、高精度測位社会の実現に向けた活動を進めていくとしている。

Source: https://www.jaxa.jp/press/2023/12/20231204-1_j.html