アメリカ航空宇宙局(NASA)のグレン研究センター所長のジミー・ケニョン博士と、国際宇宙ステーションへの有人宇宙船クルー6号機のパイロットを務めたウディ・ホブーグ宇宙飛行士が、12月2日と3日にピッツバーグを訪れ、カーネギーメロン大学の学生らと面会した。

学生たちは月面ローバー「アイリス」を製作している。アイリスは、アストロボティック社のペレグリン1号機に搭載され、12月下旬に打ち上げられる予定だ。打ち上げは、NASAの商業月面有償輸送サービス構想の一環として、月を研究することを目的としている。

186日間に及ぶ宇宙滞在から帰還したホブーグ宇宙飛行士は、地元ピッツバーグ・スティーラーズから温かい歓迎を受けた。ホブーグ宇宙飛行士は、スティーラーズのファンと共に、試合前の「Terrible Towel(テリブルタオル)」を振るセレモニーに参加した。生粋のスティーラーズファンであるホブーグ宇宙飛行士は、この機会を楽しみにしていたという。

また、ケニョン所長とホブーグ宇宙飛行士は、スタジアム外で開かれたNASAの展示ブースに参加し、アルテミス計画などについてファンと交流した。

Source: https://www.nasa.gov/general/nasa-glenn-director-nasa-astronaut-visit-pittsburgh/