アメリカ航空宇宙局(NASA)は11月16日、米国ルイジアナ州ニューオーリンズにあるNASAのミシュー組立施設を訪れたアルテミス2号ミッションの乗組員を発表した。乗組員には、NASAのリード・ワイズマン宇宙飛行士とクリスティーナ・コック宇宙飛行士、カナダ宇宙庁(CSA)のジェレミー・ハンセン宇宙飛行士の3名が選ばれた。3人はNASAのビクター・グローバー宇宙飛行士とともに、アルテミス2号で初の有人月周回飛行に挑むことになる。

乗組員の訪問は、アルテミス1号の無人試験飛行からちょうど1年が経過したタイミングだった。アルテミス1号は、有人月面着陸のための一連のミッションの最初の飛行で、SLSロケットとオリオン宇宙船の試験飛行だった。

NASAは、アルテミス計画を通じて、人類を月面に帰還させるとともに、月面での発見と探査のための長期的な存在を築くことを目指している。

Source: https://www.nasa.gov/image-article/artemis-ii-crews-sls-visit/