アメリカ航空宇宙局(NASA)は12月8日、小型衛星技術を支援するために8つの大学と提携することを発表しました。NASAによると、地球周回軌道、月周回軌道、深宇宙ミッションの3つの領域で小型衛星の能力を高める技術開発を目的とした提携です。
Georgia Institute of Technology、ミネソタ大学、カリフォルニア工科大学の3校が深宇宙航法の研究を、カリフォルニア州立ポリテクニック大学ポモナ校、ユタ州立大学、ミシガン大学アナーバー校の3校が衛星端末での機械学習の研究を、ペンシルベニア州立大学とデイトン大学の2校が小型衛星の放熱技術の研究をそれぞれ担当します。
小型衛星は低コストで開発でき、複数機を同時に打ち上げて衛星コンステレーションを形成することが可能です。NASAは大学との提携を通じて小型衛星の能力を高め、月面有人拠点の構築や科学観測ミッションの支援など、将来の宇宙探査で重要な役割を担わせる考えです。
Source： https://www.nasa.gov/general/nasa-selects-universities-to-support-small-spacecraft-technologies/