アメリカのNASAの発表によると、12月8日にハッブル宇宙望遠鏡が銀河系の衛星銀河である大マゼラン雲にあるNGC 2210という密集した球状星団をとらえた美しい画像を公開した。球状星団は数万から数百万もの星が非常に安定的に密集した星団で、NGC 2210は約116億年前に形成されたと推定されている。ハッブルが撮影したこの画像からは、星団の中心部に無数の星が詰め込まれた様子が鮮明にわかる。球状星団の中心部に惑星が存在すれば、夜空は我々の住む銀河の何千倍も星で溢れかえった光景になるだろう。NASAはこのデータを解析し、大マゼラン雲の球状星団の年齢測定などの研究に活用していく考えだ。

Source: https://www.nasa.gov/image-article/hubble-captures-a-cluster-in-the-cloud/