アメリカ航空宇宙局(NASA)は12月11日、国際宇宙ステーション(ISS)の設計・建設・運用に重要な役割を果たした宇宙飛行士のジェフリー・ウィリアムズ氏が2024年1月14日に退職すると発表した。

ウィリアムズ氏はアメリカ陸軍大佐で、これまでに4回の宇宙飛行を経験し、ISSに合計534日間滞在した。2度のISS長期滞在ミッションのコマンダーを務め、5回の宇宙遊泳を行うなど、ISSの組立と運用に多大な貢献を果たした。

ジョンソン宇宙センターのヴァネッサ・ワイチセンター長は、「ジェフの献身とコミットメントは称賛に値する。人類のためにNASAのミッションを前進させるために、常に全力を尽くした」と述べた。

ウィリアムズ氏は1987年にNASAジョンソン宇宙センターに配属され、1996年に宇宙飛行士に選ばれた。その後、4度の宇宙飛行を経験し、ISSの建設と運用に多大な貢献を果たした。2024年1月14日をもって27年以上に及ぶNASAでのキャリアに幕を閉じる。

Source: https://www.nasa.gov/news-release/four-time-space-veteran-jeff-williams-to-retire-from-nasa/