アメリカ航空宇宙局(NASA)のジョンソン宇宙センターの部長マルガリータ・サンプソン氏は12月11日、NASAのプレスリリースで次のように述べた。

宇宙には「概観効果」と呼ばれるものがある。宇宙飛行を経験した人は誰しもが、ある意味で精神的な変化を経験する。宇宙から地球を見ることで、宇宙飛行後もその視点が変わるのだ。

より多くの人が宇宙を訪れ、地球を目にする経験をするほど、戦争や対立、分断の可能性は低くなる。人生はより希望に満ちたものになる。

ジーン・サーナンの「最後の月面着陸船乗員」を読んで、月面から地球を見た時の気持ちが分かった。宇宙に行くのは、宇宙そのものを知るためではなく、人間自身を知るためなのだと思う。

サンプソン部長はNASAの顔の一人として、宇宙探査の意義について語った。

Source: https://www.nasa.gov/image-article/branch-chief-margarita-sampson/