日本のJAXAの発表によると、12月12日に開催された宇宙開発利用部会(第80回)で、イプシロンSロケットの開発状況について報告があった。

JAXAによると、イプシロンSロケットは、現在イプシロンロケットの後継機として開発が進められている。開発状況に関する報告資料が宇宙開発利用部会で配布され、ロケットの設計や開発スケジュールなどの詳細が示された。

イプシロンSロケットは、イプシロンロケットと比較して打ち上げ能力が大幅に向上し、より大型の人工衛星の打ち上げが可能になる。また、打ち上げコストの低減も目指している。2026年度の初号機打ち上げを目指し、現在エンジンやアビオニクスなどの開発が進められている。

JAXAは今後もイプシロンSロケットの開発を着実に進め、日本の小型ロケットの技術力強化と宇宙輸送システムの自立性確保に取り組んでいく方針だ。

Source: https://www.jaxa.jp/press/2023/12/20231212-1_j.html