アメリカのNASAの発表によると、NASAとSierra Space社は同社のDream Chaser無人貨物宇宙船の国際宇宙ステーションへの初飛行に向けた準備を進めている。Dream Chaserは2024年にNASAの商業補給サービスの一環として、宇宙ステーションへのデモ飛行を行う予定だ。

Dream Chaser貨物システムは、コロラド州ルイビルのSierra Space社で製造されており、Dream Chaser宇宙船とShooting Star貨物モジュールの2つの主要な要素から構成される。リフティングボディ型宇宙船のDream Chaserは、バージニア州ハンプトンのNASAラングレー研究センターで開発されたHL-20宇宙船を改良したもので、最大15回まで再使用できる設計になっている。

Dream Chaserはフロリダ州ケープカナベラルの空軍基地内の発射施設41から、ULAのヴァルカン・セントールロケットに搭載されて打ち上げられる。宇宙ステーションへの自律的なランデブーの際には、翼と貨物モジュールに取り付けられたソーラーアレイが展開される。

Dream Chaserは宇宙ステーションへの近接飛行試験を行った後、カナダアーム2を使ってUnityまたはHarmonyモジュールの地球側のポートに貨物モジュールを取り付ける。初飛行では7800ポンド以上の貨物を運ぶ予定で、将来的には最大11500ポンドの貨物を75日間ステーションにドッキングしたまま運ぶことができる。

Dream Chaserはステーションに約45日間ドッキングした後、カナダアーム2で分離し、11~15時間で地球に帰還できる。大気圏再突入後、スペースシャトルと同様に滑空してケネディ宇宙センターの滑走路に着陸し、2011年の最後のスペースシャトル飛行以来、同施設に着陸する初の宇宙船となる予定だ。

Source: https://www.nasa.gov/missions/station/commercial-resupply/sierra-spaces-dream-chaser-new-station-resupply-spacecraft-for-nasa/