アメリカのNASAの発表によると、12月18日、NASAステニス宇宙センターは、NASAのミッションを支える多様な背景を持つ人々をまとめあげていると発表しました。ステニスセンターは、NASAの安全、正直、チームワーク、卓越性、包括性といった中核的価値観を支持しているとのことです。2023年には、フォーブスマガジンからミシシッピ州で最も働きがいのある職場に選ばれたそうです。

しかし、雑誌の言葉を借りるまでもなく、NASAステニスの従業員自身が同じことを言っています。仕事を楽しめれば、一生働くことがないと言われていますが、それは本当だと思います。毎日、新しい課題に取り組むのが楽しみです。RS-25のテスト要件を満たすことも、長年設置されてきたシステムを新しい技術を取り入れ改善することも、新しいシステムを構築することも、それぞれが新しい課題なのです。とブラッドリー・タイリー技術者は語っています。

カトリーナ・エメリー多様性・機会均等室長は、全ての従業員が歓迎され、尊重され、つながり、活躍できる職場環境を維持することが重要だと述べています。サモン・ウィルソン広報担当者は、NASAで働く機会を普段そうした機会に恵まれない人々に示すことができることが誇らしいと語っています。トム・リプスキー技術マネージャーは、センターの中核はインフラではなく、コミュニティだと述べています。クリス・モブス技術者は、エキサイティングな時代が来ていると展望しています。

エイミー・ラングデール監査官は、NASAステニスが包括的な職場環境を確保していると語っています。ケン・グリフィー運営部長は、変化への適応力が成功の鍵だと述べています。パウラ・ヘンサーリング設計部長は、インターン時代からの夢が叶ったと語っています。ルイス・トンプソン教育専門家は、メンターや同僚に感謝しています。ジーナ・ラドナー副部長は、家族のような職場環境だと語っています。ヴァン・ワード保安部長は、歴史的な任務に携われることを誇らしく思っていると語っています。アニタ・ウィルソン予算分析官は、NASAでのキャリアを最大の達成だと考えているそうです。

NASAステニスの多様な人々が力を合わせ、ミッション達成に尽力している様子が伺えます。NASAが進める月面探査や火星探査への期待感が表れた発表となっていました。

Source: https://www.nasa.gov/centers-and-facilities/stennis/people-behind-the-work-at-nasa-stennis/