アメリカ航空宇宙局(NASA)は12月18日、2024年3月にテキサス州で開催される第55回月・惑星科学会議のため、宿泊施設の上限額を超える宿泊費の支出を認めると発表した。
会議は2024年3月11日から15日までテキサス州ウッドランズのウッドランズ・ウォーターウェイ・マリオット・ホテル・アンド・コンベンション・センターで開催される。宿泊施設の情報は会議のウェブサイト(https://www.hou.usra.edu/meetings/lpsc2024/plan/)で確認できる。
2024年3月の同ホテルの地域の1泊当たりの宿泊費上限は122ドルだが、実際のホテル料金はこれを大きく上回る可能性がある。NASAは、参加者の所属機関の旅費規定に反しない範囲で、上限を超える実費を認めるとした。
NASAの科学ミッション部(SMD)の助成金による参加者は、1泊256ドル+税までの実費を請求できる。これは会議開催ホテルの平均料金に合わせた金額だ。NASAは個別の承認ではなく、会議参加に伴う宿泊費の「一括」承認を発表した。