アメリカ航空宇宙局(NASA)の発表によると、12月20日水曜日に国際宇宙ステーションからSpaceXのドラゴン補給船が分離し、科学研究サンプルとハードウェアを地球に持ち帰る予定だ。

NASAは、ドラゴンの分離と離脱の模様をNASA+のライブ配信で午後8時45分から提供する。 配信はNASAテレビ、YouTube、NASAのウェブサイトでも視聴できる。

ドラゴンは午後9時5分にハーモニーモジュールから分離し、スペースXのホーソン工場の管制室からの命令でステーションから安全な距離まで移動する。

大気圏再突入後、フロリダ州沖に着水する予定だ。NASAは着水の模様は配信しないが、ステーションブログで更新を投稿する。

ドラゴンは4300ポンド以上の補給品と科学実験サンプルを地球に運ぶ。フロリダ州ケネディ宇宙センターに速やかに輸送され、研究者は地球の重力への暴露を最小限に抑えてデータ収集ができる。

帰還する科学ハードウェアとサンプルには、宇宙で育った植物の遺伝的適応が次の世代に受け継がれるかを調べるPlanet Habitat-03などがある。

また、筋肉減少と骨粗鬆症の治療薬開発に役立つかもしれない、細胞が重力を感知し反応することを調べるJAXAのCell Gravisensingも帰還する。

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Source: https://www.nasa.gov/news-release/nasa-to-provide-coverage-as-dragon-departs-station-with-science-2/