アメリカ航空宇宙局(NASA)は1月10日、連続曲げモード弾性冷凍システムの研究を発表した。

発表によると、従来の弾性冷凍システムは、弾性冷凍材料の一軸圧縮に基づいているため、アクチュエータの要件、柱の座屈の物理学、熱交換のための表面積の制限などによって大きく制約を受けている。

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校のネナド・ミルコビッチ教授が率いる研究チームは、弾性冷凍材料の曲げに基づく新しい弾性冷凍システムを研究する。この設計は、同等の性能で少ないエネルギーを必要とし、連続的に運転できるため効率がさらに向上する。

チームは熱処理などの方法も研究し、弾性冷凍材料をアプリケーションに最適化する。

Source: https://www.nasa.gov/general/continuous-bending-mode-elastocaloric-composite-refrigeration-system-for-compact-lightweight-high-efficiency-cooling/