アメリカ航空宇宙局(NASA)は1月18日午後12時(米国東部標準時)、月面着陸船ペレグリン1号機の状況についての記者会見を開催すると発表しました。この記者会見は、NASAの商業月面輸送サービス(CLPS)計画の一環として、同局の科学ミッションを搭載したペレグリン1号機の状況について説明するものです。
ペレグリン1号機は1月8日に無事に打ち上げられましたが、運用状態に入った後に推進系に不具合が発生し、月面への軟着陸ができなくなっているとのことです。ペレグリン1号機にはNASAの科学装置5基が搭載されており、そのうちのいくつかは電力を受け取り、データを収集しているそうです。
記者会見には、NASA本部のジョエル・ケアンズ副宇宙探査担当部長や、ペレグリン1号機を開発したアストロボティック社のジョン・ソーントンCEOが参加する予定です。
メディア関係者は開始の2時間前までにアストロボティック社にRSVPする必要があるとのことです。