アメリカ航空宇宙局(NASA)は1月16日、カリフォルニア州パームデールのロッキード・マーティン社スカンクワークス施設において、超音速研究機X-59の公開セレモニーを実施した。X-59は、NASAのクエストミッションの中心となる機体で、アメリカ国内では現在禁止されている陸上超音速飛行における最大の障壁の一つであるソニックブームを小さくすることを目指している。

セレモニーでは、X-59が初飛行に向けて赤、白、青に塗装された姿がお披露目された。航空機の公開セレモニーは、技術的成果を称える長年の伝統である。X-59の場合、斬新な技術業績を称えるだけでなく、このようなユニークな超音速研究機の研究、開発、製造に携わった輝かしい人材を称える意味もある。

X-59は、静かな超音速飛行が可能であることを証明するためのNASAのクエストミッションの研究ツールである。NASAはX-59を選定したアメリカのコミュニティ上空を飛行させ、データを収集する。そのデータは規制当局に提供され、現在の陸上超音速飛行禁止を改正する新しい音基準に基づく規則を作成するために用いられる。

次にX-59チームは、エンジン運転やタキシングテストなどの一連の地上統合試験を行い、初飛行に備える。

Source: https://www.nasa.gov/image-article/nasa-x-59-unveiled-during-rollout-ceremony/