アメリカのNASAの発表によると、

1月22日、アメリカ郵政公社は、NASAのジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡からの天の川銀河カリナ星雲の画像を特徴とした優先メール急便切手を発行した。切手のデザインは、アメリカ郵政公社のアートディレクターGreg Breeding氏が、NASA、ESA、CSA、宇宙望遠鏡科学研究所が提供した画像を使ってデザインした。

また、1月22日には、ウェッブ望遠鏡が捉えた「創造の柱」のMIRI(中間赤外線カメラ)画像を特徴とした優先メール切手も発行された。「創造の柱」は、天の川銀河の鷲星雲内にある有名な景観で、ハッブル宇宙望遠鏡によって最初に有名になった。ウェッブ望遠鏡のこの景観は、ガスと塵に包まれた柱と、何万年にもわたってゆっくりと形成されつつある星を描写している。

これらの切手は、2022年にアメリカ郵政公社が発行したウェッブ望遠鏡のデジタルイラストを特徴とした永久切手に加わった。切手は、ウェッブ望遠鏡の業績を称えるとともに、宇宙の未知の世界を探索し、宇宙の歴史のすべての段階を研究する使命を続ける同望遠鏡を讃えるものだ。

ウェッブ望遠鏡は、これまでに史上最も遠い銀河、星、ブラックホールを観測し、初期宇宙に関する長年の謎を解明するなど、すでに多くの成果を上げている。また、太陽系外惑星の大気の詳細な観測をこれまでになく可能にし、私たちの宇宙の近隣に新たな視点と洞察を提供している。

ウェッブ望遠鏡の詳細は、NASAのウェブサイト(https://www.nasa.gov/webb)を参照されたい。

Source: https://science.nasa.gov/missions/webb/new-u-s-postal-service-stamps-feature-iconic-nasa-webb-images/