アメリカ航空宇宙局(NASA)は1月24日、火星探査車「スピリット」と「オポチュニティ」の火星着陸20周年を記念したポスターを発表しました。

2004年1月、この2機の双子ローバーは火星の対極にあるそれぞれの地点に着陸しました。科学者たちは過去に液体の水が存在した形跡があると予想されるこれらの地点を探査対象に選定しました。主な科学目的は様々な種類の岩石や土壌を調査し、過去の火星における水の活動の手がかりを探すことでした。その結果、火星にかつて水が存在したことが証明されるとともに、教科書の内容が書き換えられることになりました。

これらのローバーは当初の計画寿命をはるかに超えて活動しました。スピリットは6年2ヶ月19日、計画の25倍以上にわたり作動し、オポチュニティは約15年にわたり活動を続け、数々の記録を打ち立てました。

この記念ポスターはNASAのウェブサイトから無料でダウンロードできます。

Source: https://www.nasa.gov/image-article/celebrating-nasas-spirit-and-opportunity-rovers-mars-landings/