アメリカのNASAの発表によると、

ハッブル宇宙望遠鏡が銀河対NGC 5410とUGC 8932の画像を捉えた。NGC 5410は直径8万光年の渦巻き銀河で、1787年にイギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェルによって発見された。中心部には明るい白い星のバーがある。腕に沿って、多くの若い青い星団がある。

UGC 8932は直径6万光年で、中心部には青い星のバーがあることから、若い星が多いことがわかる。NGC 5410の重力の影響で形が不規則になっている。

この銀河対はカニ座に位置し、地球から1億8000万光年の距離にある。2つの銀河の間には、相互作用によってできた星の流れが橋のように見える。

ハッブルは2023年、矮小銀河の相互作用が星形成を促す粒子の貯蔵庫を作るか調べるため、この銀河対を撮影した。

Source: https://science.nasa.gov/missions/hubble/hubble-studies-a-sparkling-galaxy-pair/